第31回スペース・エンジニアリング・コンファレンス(SEC22) ALSS学生ポスターセッション 優秀賞 受賞


2022年12月9日に,東京工業大学大岡山キャンパスにて「第31回スペース・エンジニアリング・コンファレンス(日本機械学会宇宙工学部門企画)」が開催されました.
本研究室の大学院1年生泉くんが,ALSS学生ポスターセッションにて研究成果を発表しました.
【発表者】
泉 太智(ロボティクス&デザイン工学研究科 1年)
【発表タイトル】
形状記憶合金アクチュエータを用いた跳躍移動型月面ローバの開発
【発表内容】
近年,月面探査の主流は,無人探査であり様々な種類の月面ローバが開発,検討されている.本研究では,月面上を跳躍して移動する小型月面ローバを開発している.本月面ローバに用いる跳躍機構は,SMAコイルばねの発生力をトグル機構で増幅させることで引張ばねを伸長し,引張ばねの張力を利用して跳躍する.これまでに跳躍機構の基本設計を行い,跳躍性能を評価しながら小型化の検討を行った.また,SMAコイルばねは,通電加熱により動作するため,月面環境を想定した真空チャンバ内での動作試験を実施した.本発表では,月面ローバの跳躍機構の構造,跳躍機構の性能評価,真空中でのSMAコイルばねの動作試験について報告する.
ポスターセッションでは14件の発表があり,審査の結果,優秀賞を受賞しました.
テクノ愛2022 奨励賞受賞


2022年11月23日に「テクノアイデアコンテスト”テクノ愛2022”」の最終審査がオンライン方式で開催されました.
大学の部に68件の応募があり,1次審査にて9件が選出され最終審査に進みました.
発表者 : 河端 嶺(ロボティクス&デザイン工学研究科 2年)
発表タイトル : 人と人をつなぐソフトアバターロボット
発表内容 : 水中懸濁物の除去を目的としたクラゲ型ソフトロボットの開発
審査の結果,奨励賞を受賞しました.
沖縄海洋ロボットコンペティション
フリースタイル部門



プレゼン発表の様子
クラゲロボットによる水流可視化実験
クラゲロボットによる疑似ゴミ回収実験
2022年11月19日と20日で開催された「第8回沖縄海洋ロボットコンペティション」のフリースタイル部門に参加しました.
フリースタイル部門では,オンラインでの参加となり,10分のプレゼンテーションの後,質疑応答を行いました.
発表者 : 宮下 瑛伍(ロボット工学科 4年)
ロボット名 : Pacua(パキュア)
発表内容 : 水中懸濁物の除去を目的としたクラゲ型ソフトロボットの開発
フリースタイル部門には,5チームが参加しました.
審査は,実機動作とプレゼンテーションで行われ,実機動作点が振るわず5チーム中5位の最下位となりました.
次は入賞できるように,今後も研究開発を続けていきたいと思います.
日本フルードパワーシステム学会
2022年秋季フルードパワーシステム講演会








2022年11月10日から11日まで,山口県下関市「海峡メッセ下関」にて開催された日本フルードパワーシステム学会2022年秋季フルードパワーシステム講演会にて,ロボット工学科4年河内聖成君が研究成果を発表しました.
発表者 : 河内 聖成(ロボット工学科 4年)
セッション : 空気圧③
論文タイトル : 空気圧ソフトアクチュエータを用いた膝関節運動装置の検討
著者 : 河内聖成,谷口浩成,吉田周平
河内君が,膝関節を対象とした運動装置について研究成果を15分間で口頭発表し,そのあと5分の質疑応答を行いました.
はじめての学会発表で,大変緊張したとのことですが,準備してきたことをしっかり発表できました.
質疑応答では,会場からたくさんの質問やコメントをいただき,活発な議論ができました.