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フレキシブルロボティクス​研究室紹介動画

ソフトロボティクスで未来を拓く

 ソフト+ロボティクス。ソフトとは、やわらかい、曲がりやすい、なめらかな、甘い、やさしい、などの意味を持つ言葉です。ロボティクスに「ソフト」がつくと、何が変わるのでしょうか。

 例えば、ロボットが何か物体を掴むとき、その物体の大きさや硬さによって、把持する力や位置を制御する必要があります。しかし、ロボットがソフトになると、そのような制御をしなくても、どんな物体でも掴むことができるかもしれません。

 本研究室では、形状記憶合金や空気圧を用いたソフトアクチュエータの研究開発と、それらのアクチュエータを利用した装置・システム・ロボット開発を行っています。1人に対して1つの研究テーマを担当し、研究計画に基づき、約1年間(大学院に進学する場合は約3年間)をかけて研究活動を行います。

 研究は、1人だけでするものではありません。指導教員、研究室のメンバー、企業の方々、他大学の協力者など、多くの人と関わりながら進めていきます。そのような関わりの中で、問題発見能力、問題分析能力、問題解決能力、コミュニケーション力などを養うことができます。

 このページでは、フレキシブルロボティクス研究室への配属を考えている学生のみなさんへ、本研究室での研究活動について、簡単に紹介します。詳しいことは、研究室に見学に来て、教員や研究室の学生から聞いてください。

フレキシブルロボティクス研究室の研究内容

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フレキシブルロボティクス研究室Q&A

Q:研究ってどうやって進めていくのですか?

A:本研究室では、研究テーマが決まると、研究計画を学生に考えてもらいます。卒業研究としての最終目標を定め、そのためには何をどのような手順で実施していけばよいのか考えることから始めます。計画書を作成したら、指導教員から計画内容に関してアドバイスや添削を受け、計画書を完成させます。その計画書に従って、研究を進めていきます。例えば、4月下旬までに先行研究の文献調査を行い、5月下旬までに〇〇装置の基本構想を考え、7月中までに〇〇装置の設計をする、といった感じです。計画は途中で修正することもあります。

 大事なことは、なんとなく研究を進めるのではなく、しっかり目標を定めて、そのためには今、そしていつまでに何をしなければならないかを考えながら実施していくことです。


Q:研究をうまく進めていけるか不安です。

A:研究は、未知なること・新しいことへの挑戦です。思っていた通りにいかなかったり、時には遠回りすることもあります。失敗することは悪いことではなく、そこからいろいろなことを発見することもあります。失敗することが不安であれば、不安に思う必要は全くありません。ドンドン失敗して、それを乗り越える力をつけてください。

 

Q:研究テーマはどのように決まりますか?

A:研究室に配属後、指導教員が研究テーマについて説明します。基本的には、提示した研究テーマの中から、希望するテーマを複数選択してもらいます。その後、指導教員と面談を行い、研究テーマを決定します。

 

Q:研究環境について教えてください。

A:学生には、1人に1台ずつデスクトップPCが貸与され、自由に使用することができます。また、本研究室はものづくりの研究室です。したがって、設計、試作、実験、評価を通して研究を進めていきます。そのための基本的な設備(3次元CAD/CAMシステム、3Dプリンタおよび3次元NCシステム、小型電気炉、脱泡攪拌機、恒温槽、運動解析システムなど)を備えています。

Q:研究室って、研究しかしないの?

A:研究室は研究する場所であるのは当然ですが、研究以外の活動も通して自己成長する場所です。本研究室では、イベントもたくさんあります。懇親会、ボーリング大会、夏と冬には合宿を行います。これらのイベントは、学生が中心となり企画します。研究だけでなく、様々なイベントをしながら楽しく研究活動をすることができます。

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